どうも、こんにちはだにえるです。
海外での密造酒によるメタノール中毒事件が多発していますね汗
今回はフィリピンで起きたココナツ酒の密造酒の事件についてまとめたいと思います。
以前チェコで起きた密造酒事件を題材にしたドラマの記事はこちら

海外に行ったときに、せっかくだからといって何も知らずに現地酒を飲むのは危険かも、、、
被害者は、フィリピン首都マニラ南東のリサールで行われたパーティーに参加しており、酒を飲んだ後に腹痛などの体調不良を訴えていて300人以上が病院に搬送され、少なくとも8人以上が死亡が確認されており、これを受けて地元政府は、この酒の販売を即座に販売禁止にしたそうです。
この「ランバノグ」からは人体に有害で毒性は強いメタノールが高濃度で検出されています。
また、ラグナ、ケソンでも同様の被害が出ているそうです。
フィリピンはココナッツで有名ですよね!!
ちなみにココナッツの生産量は世界第2位です。
そのココナッツの花蜜を蒸留して作ったお酒が「ランバノグ」です。アルコール度数は約40%ほどで味は少しラムに似ていますが、ラムより甘さが控えめでほんのりと優しい甘みを味わう事が出来ます。
そしてこの「ランバノグ」はフィリピンでクリスマスの時期に良く飲まれるお酒でたくさんの方が口にしていて大規模の被害が出てしまったというわけですね。
とても、おそろしいですよね。もちろん地元の方々が一番恐いと思いますが、自分のような酒飲みは旅に出るとその地方の食べ飲みしたくなるものです。
観光に行ったときに私たちも被害に遭う可能性があるということですね。
しかも、今回の事件のお酒は食品医薬品当局の認可を受けていた蒸留所だったらしいんです。
なぜ、このような事件が起きたのでしょうか??
普段、私たちが飲んでいるお酒はエタノール(エチルアルコール)というものなのですが、今回事件に大量に含まれていたのはメタノール(メチルアルコール)でした。
メタノールは工業目的で使われるものでホルマリンの原料やアルコールランプの燃料として使用されています。これだけで、人体には危険なものだとわかりますよね。
そして、やっかいなのはメタノールは酒税がかからないためエタノールよりとても安価なのです。ようするに安価な危険物質メタノールでかさ増し流通して利益を上げようとしているということですね。
「実際、ランバノグを作る際にもココナッツの発酵の際に少量のメタノール発生するのですが本当は蒸留のときに取り除かなければいけません。」
これを取り除かずにかさ増しとは恐いですね。
飲用によるメタノール中毒での被害は有名なもので網膜の損傷による失明があります。
また、最悪死に至る劇薬です。
詳しくはこちらを

いかがだったでしょうか??
今回はフィリピンで起きた密造酒事件について軽くまとめてみました。
ココナツ酒は地元酒として地元の住民の方々の自家製が市場に出回っているそうです。
その結果、毎年メタノール中毒による被害が出ていてココナツ酒による死亡者が10人を超えているそうです。
このような事件があるとなかなか手が出なくなりますよね。
ただ、安全なものも多いのであまり神経質にならないほうが良いかもです、、、
しかし、もし海外で飲まれるときは自己判断で自分の身は自分で守りましょう!!
それでは、次回の更新までSee you!!
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